[コメント] ぼっちゃん(2012/日) - 更新順 (1/1) -
面白い映画なんだけど、件の悲惨な事件の動機を、この程度の虚しい青春の主題で纏めてしまう(それは映画独自の視点ではなく一般的な論調だった)のはいかにも小さく、もどかしい気がする。音楽はとてもいい。 (寒山拾得) | [投票] | |
喜劇仕立てにしたことが大森立嗣の負け組みへの蔑みと見られかねない危うさを、熱演する水澤と宇野の自虐のリアルさが「負のパワー」に転化する。「時代の不機嫌」さに翻弄される若者を実直に描いて、『ヒーローショー』と対をなす「今」ならではの青春映画。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |