[コメント] 父ありき(1942/日)
古き良き日本の父と息子の関係はこうだったに違いない。少ない会話の中でもお互いの心情がよく伝わってくる。昨年他界した父を偲びながら観た。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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小津監督の得意とする親と子の心情をありふれた日常の場面で表現する作品群。誰もいない部屋・風呂場・風景・ビルの窓・紡織機など間を巧みに使って余韻を残しながら展開する。
息子が父に小遣いを渡す場面では泣けてきた。
父親の死因は急性心筋梗塞。現代なら十分救命できただろうなどというと興醒めだとおしかりを受けるかな・・・?
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