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[あらすじ] 成龍拳(1977/香港)

中国、江南地方。総督の息子シャオレイ(ジャッキー・チェン)は、恋人チェンチェン(ジュエ・リンロン)を林に呼び出すと、別れを切り出した。突然のことに、驚く彼女。が真意はそうではなくて、極悪な花蜂(みつばち)党が総督家を襲うという予告状が来ており、彼女を巻き込みたくなかったのだ。総督一家と数人が待ち受ける中、何処からともなく花蜂党が襲ってきた。彼らは「命を返せ」と言った。実はこの花蜂党は、総督が昔皆殺しを仕掛けた一族の生き残りだったのだ。(話はこれからです)
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さすがに花蜂党は圧倒的に強く、皆殺されてしまう。その首領は、女拳士ディン(シュー・フォン)だった。唯一人気絶していたシャオレイが息を吹き返し、刀を彼女の首に当てた―動くな!彼女は言った、「あんたの父親が、何をしたか知ってるの?」「悪党を討伐したんだ」「5歳の私を殺そうとしたのよ!」頭巾を取るとディンの頬に大きく斜めに切傷の跡が。一瞬スキをついて、ディンはシャオレイの首に手刀を打ち込んだ。

一方失意のチェンチェンはシャオレイの親友、シーカンに出会う。「どうした。喧嘩でもしたのか」彼女は懇願した、「私を遠くへ連れてって!」。

・・・目覚めたシャオレイは、突然3人の男に襲われる。彼らは飛竜警備隊ルン・スーに頼まれた、人殺し他何でもする雨血(りゅうけつ)党の一味だった。しかし、人違いらしい。ルーは言った、「シーカンと共に大事な宝石を輸送中、シーカンが宝石を持ち去った。彼を探せと雨血党に頼んだのだ」。シャオレイ、「シーカンだって!僕の親友です。彼がそんなことをするはずがない!」

ルンと別れてシャオレイは、またチェンチェンを探す。彼の前に、ディンが現われる。両親の仇ながら、手も足も出ない。彼女は「ウジウジして男らしくないわ。あんな女は忘れなさい。それより私と・・・」と言ったが、「放っといてくれ!」と背を向けて走り去ったシャオレイに最後の言葉は届いていなかった。

ディンはどうやらシャオレイに惚れたらしい。シーカンはチェンチェンを連れてどこに行く?シーカンは本当に宝石を盗んだのか?そして、シャオレイはチェンチェンと再会できるのか?いろいろと思惑が絡んで物語はどこへ行く、107分。

(評価:★3)

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