★5 | マイ・ガール(1991/米) | 1972年,アメリカペンシルベニア州。11歳のベーダ(アンナ・クラムスキー)は,葬儀所を営む父と祖母の3人で暮らしている,ちょっとませた女の子。親友で幼なじみのトーマス・J(マコーレー・カルキン)は,アレルギー持ちで大人しい,ベーダの良き相談相手。2人はいつも一緒に遊んでいる。ある日,家に遺体の死化粧係としてやってきた女性,シェリーと,大好きな父が恋人関係になった事を知り,ベーダは動揺する。 | [投票] |
★5 | 穴(1960/仏) | 1947年,フランス・サンテ刑務所の11棟6号室。ここに,別棟の修理のため,突然1人の新入りが加わった。先住は4人で雰囲気は良く,新入りのガスパールは「いい部屋に来た」と喜ぶ。しかし同時に自分に対するよそよそしさのようなものも感じ始めた彼に対し,4人はある秘密を打ち明けた。それは,「脱獄を企てている」という事だった・・。翌日,さっそく4人とガスパールは,過去に3度脱獄に成功しているロランの指示のもと「穴」を掘り始めた。互いを固く信頼し合っている4人にガスパールは共感し,4人も次第に彼を仲間として認めていく。 | [投票(1)] |
★5 | ビッグ(1988/米) | 12歳のジョッシュは,ある日移動遊園地にあった機械に「僕を大きくして」と願いをかけた。本気ではなかったのだが,翌朝体だけが本当に大人になっており,親からは誘拐犯と間違えられ仕方なく家を出る。子供の姿に戻るには再び同じ機械に願うしかないが,既に遊園地は去り,次の開催予定は数週間先まで分からない。とりあえず親友の協力を得てNYに行き,当面の資金のため玩具会社に就職するが,子供そのままの発想が社長の目に止まり入社一週間で開発担当副社長に。面白いほど順調に,NYでの生活がスタートしたジョッシュ。中身は子供のままで毎日を楽しんでいく・・ | [投票] |
★4 | 青春デンデケデケデケ(1992/日) | 1965年の春,四国の田舎町。高校進学を控えた藤原竹良(通称ちっくん)は,ラジオから流れるベンチャーズの「パイプライン」のデンデケデケデケのサウンドに“電気的啓示”を受け,ロックを志す。入学後,同級生3人(寺の若住職,下痢気味で美形なギターの天才,ブラスバンド部の大太鼓奏者)を誘ってバンドを結成し,アルバイトを経て楽器を購入,練習に精を出す。ビートルズ全盛期の時代を背景に,みんなが素朴で,純情だった,元気いっぱい青春友情物語。
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★5 | フィラデルフィア(1993/米) | 有能な弁護士のアンディは,エイズであることが分かり,事務所を不当に解雇される。同業のミラーを雇い,古巣に対して訴訟を起こしたアンディだが,ゲイである彼に対して世間の風当たりは冷たく,厳しかった。実は自身もゲイに対して嫌悪感を持つミラーだが,自らの心理をダブらせるように,人の心に潜む差別,偏見,そして性の問題へのタブーを白日の下に晒し,法廷で訴えかける。あくまでもシビアに,そして残酷にアンディを追及する被告側。それらに真摯に受け答えしつつも,病状が進行し,衰えていくアンディ。法律ではどうにもならない,人の心の奥にある暗部を,見る人にも問いかけてくる作品。 | [投票(2)] |