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あらすじ2
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★3女神の継承(2021/タイ=韓国)情に流されヘマをする人々に筋をまとめ成立させる力はなく、もっぱら恐怖は病態の迫力に依存して、事件対処の過程はいつまでたっても始まらない。 [review][投票]
★4TITANE/チタン(2021/仏=ベルギー)健康の問題によって男の妄想による束縛を理由づけるように、話は怪奇への発散ではなく常識への収斂を目指す。職種の頼もしさと父性依存の短絡や消防車の上でやらかしてしまう惰性は常識指向の効用である。 [review][投票(2)]
★4死霊のはらわたII(1987/米)力を欠きスピードに依存する死霊たちは空間に人を誘導すべく挑発をしてくる。俗化された死霊に憑依された母は生前そのままの姿であり過ぎるために哀感を呼ばない。死霊に力がないのは正体を定義できないからであり、人だったり植生だったり形姿が一定しない。 [review][投票]
★4ベルファスト(2021/英)大状況が、移動すれば終わってしまう課題に矮小化される。ヤクザ・入院・滞納といった日常の脅威は段階を踏むが、父のキャンブル癖は世界の果てまでついてくるだろう。 [review][投票]
★4裸の島(1960/日)乙羽信子の給水スリラーを成り立たせるのは、期間工のような挙動で畑に注水する殿山の生産性パラノイアである。 [review][投票(2)]
★4スパイナルタップ(1984/米)状況の裏付けのなさに由来する笑いが、迷路のようなバックステージをさまよううちに、80年代を文化的閉塞物として捕捉する。批評精神の発揮は、終わろうとする幼年期の古典的な辛みによって状況を迂遠に裏付け、 [review][投票]
★4セイント・フランシス(2019/米)同情と共感に誘導する技法は共通の敵を次々と投入し好悪の間合いを操作する。外敵は常にマウントや政治を抑えきれない類型的な姿で襲いかかる。観念に対抗し和解を促すのは、尿漏れや生理といった器質の圧である。 [review][投票]
★4破れ太鼓(1949/日)経済の利害は時代を越えるために、阪妻の辛みだけが伝わってくる。彼の人生に話が帰着するに及んで、辛みは逆流して阪妻は昭和のモラルを越えていく。彼は女中の病気に偏見を持たないのだ。 [review][投票]
★4恋は光(2022/日)男の幸せを願う女は文系の邪念から男を救うのだが、自分は恋と憐憫の区別をつけられなくなる。そこに端を発する恋の光が見えない問題を物語自体は把握していない。 [review][投票]
★4波止場(1954/米)パンチドランクによって言語化できなくなったストレスとは何か。牧師たちの尽力で発見された去勢された男の失意は克服されるどころか、波止場の男たちに遍く感染し、リー・J・コッブすら荷主に頭が上がらなくなる。食物連鎖の非情な構造が辛みを汎化する。[投票(1)]