ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
断絶 (1971/米)
Two-Lane Blacktop
[Drama]
製作 | マイケル・S・ラーフリン |
監督 | モンテ・ヘルマン |
脚本 | ルドルフ・ワーリッツァー / ウィル・コリー |
原作 | ウィル・コリー |
撮影 | ジャック・ディアソン |
音楽 | ビリー・ジェームズ |
衣装 | リチャード・ブルーノ |
出演 | ジェイムス・テイラー / ウォーレン・オーツ / デニス・ウィルソン / ローリー・バード / デヴィッド・ドレイク / リチャード・ルース / ハリー・ディーン・スタントン |
あらすじ | 路上レースで賭金を稼ぎながらロスから東へと移動して行く「ドライバー(ジェイムス・テイラー)」と「メカニック(デニス・ウィルソン)」。途中のドライブインで「ガール(ローリー・バード)」も二人に同行するようになる。ヒッチハイカーを拾いながら車を走らせている「GTO(ウォーレン・オーツ)」が、彼らのシボレーと賭けレースをする事となる。 (uyo) | [投票] |
世間を捨てた若者は、オリジナルという名の孤立を先鋭化し自ら生み出した武器を手に閉じこもる。おそらくすべてに失敗した中年男が、かろうじて世間とつながる手段は所詮は虚栄と他力の象徴、GTO。交わることのない真逆のベクトルの狭間を女は無表情で通り過ぎる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
最高にロードなムービー。クールと言う言葉さえも、幼稚な響きとなる。 (uyo) | [投票] | |
これこそ究極のロードムービー。「ドラマ」を拒否し「移動」ばかりを志向した映画。「物語」を拒否し「映画」ばかりを志向したと言い換えても良い。ただ延々と車が走っていたという印象だ。やっぱり映画には物語などこれっぽっちも必要じゃない。ジェームズ・テイラーとデニス・ウィルソンの簡潔さが映画性を際立たせる。とにかく格好いい。 (ゑぎ) | [投票] | |
中年男も含めて去勢されたかのような時間軸が連綿と続く。後にジャームッシュあたりが何倍も洗練された形で提示するロードムービーの起源。確かに人生こんなもんだが、だったらラストの物語外からの幕引は蛇足。終盤のドライブイン場の虚無のみが傑作。 (けにろん) | [投票] | |
シートに背をもたせ、車窓に切り取られた光景にじっと見入る。まるで映画を観るように。世界は後方へすっ飛び、彼らは動かない。轟音と安息。アメリカの自由は鮮烈なまでに淋しい。 (淑) | [投票] |
Ratings
4人 | ||
9人 | ||
3人 | ||
0人 | ||
0人 | ||
計 | 16人 | 平均 | (* = 1)
POV
デヴィッド・サミュエル・ペキンパー (cinecine団) | [投票(10)] | 蓮實重彥ベスト141 (寒山拾得) | [投票(5)] |
Links
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